認知症の勉強会に参加しました

梅雨本番となり、何となく気分も憂鬱になりがちですが、紫陽花が美しく咲いているのを見ると心が癒されます。

 

先日、「ケアマネジャーとしての認知症の対応に関して」という勉強会に参加しました。その勉強会は、いわゆる認知症の症状を学ぶものではなく、「介護の原則を検証する」という内容でした。とても興味深い内容でしたので、その一部をご紹介させて頂きます。

 

~介護を楽にするポイントとして~

 

①できることには手も口も出さない

②できないことを無理にやらせようとしない(手助けをする)

③危険なこと以外は見て見ぬふりをする

④説得や訓練は時間と労力の無駄

⑤遠くの親戚より近くの他人(オープンにする)

⑥介護者の生活パターンは変えない(介護は生活の一部とする)

⑦自分を犠牲にして介護の為に全力尽くすと疲弊する

⑧可能な限り介護サービスを利用する

⑨手の抜けるところは徹底的に(ずぼらになること・きれい好きだと参ってしまう)

 

介護をしている方々にお話を伺うと、みなさん本当に一生懸命介護されていて、頭が下がります。しかし、介護している方々が体調を崩してしまっては大変です。

ご自分の時間も大切にしながら、頑張らない介護ができるよう、精一杯のお手伝いをさせて頂きたいと、気持ちを新たにした研修でした。

 

                           ケアマネジャー 久富