清浄明潔

今日は二十四節気の「清明(せいめい)」です。

江戸時代の「暦便覧」によると『万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草と知れるなり』とあります。

清浄明潔(せいじょうめいけつ)とはすべてが清らかでけがれがなく、明らかなこと。これを略したものが「清明」だそうです。「雨水」の頃に顔をのぞかせた小さな芽たちも種類が判別できるまでに伸び、全ての生命が春の息吹を謳歌する時節です。

清らかで気持ちの良いこの季節。ここ数日は花冷えが続いていますが皆様も「小さな春の息吹」を探してみてはいかがでしょうか。